ゴルフ界〝脱トランプ〟加速! 2022年「全米プロ」の新会場が決定

トランプ前米大統領

全米ゴルフ協会(PGA)は26日、2022年「全米プロ」の会場がサザンヒルズCC(オクラホマ州)に決まったと発表した。

当初はドナルド・トランプ氏が所有するトランプナショナルGC(ニュージャージー州)で開催予定だったが、連邦議会議事堂襲撃事件(6日)を受けて会場変更を決定。近く新たな開催コースを発表するとしていた。

やはりトランプ氏が所有するターンベリー(スコットランド)はすでに「全英オープン」のローテーションから外れており、主催のR&Aは先日、改めて当面、開催の意向がないことを表明。16年に当時大統領候補だったトランプ氏が人種差別的発言を繰り返したことが発端だった。

「全英オープン」はおよそ10年周期で開催コースをローテーションしているが、ターンベリーでの開催は09年が最後となっている。

トランプ氏のゴルフ好きは有名。19年には「マスターズ」で復活優勝を遂げたタイガー・ウッズに大統領自由勲章を授与するなど、ゴルフ界と密接なかかわりを持ってきたが、襲撃事件を機にトランプ離れがさらに加速しそうだ。

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