節分を前に、長崎県佐世保市鹿子前町の九十九島水族館(海きらら)は、名前に「オニ」がついたり、外見が「鬼」に見えたりする生き物を集めた水槽を展示している。2月2日まで。
4種類5匹を展示。「コンゴウフグ」は頭に角があり、「オニオコゼ」のいかつい表情は鬼にそっくり。背の甲が鬼の顔に見えるのは「キメンガニ」。「オニヒトデ」は背面がとげに覆われており、鬼のような怖い雰囲気を漂わせる。
生き物たちは水槽の中で砂の中に隠れたり、忙しく泳いだりと、「鬼」とは裏腹なかわいらしい姿を見せている。クラゲ・魚類課の眞鍋勇平さん(22)は「節分で鬼は退治されてしまいますが、水槽では大切に飼育しています」と笑顔で話している。
かわいい「鬼」水槽でゆらゆら 節分前に海きらら展示
- Published
- 2021/01/26 23:35 (JST)
- Updated
- 2021/01/27 23:52 (JST)
© 株式会社長崎新聞社