全国各地の食品を“食のプロ”が発掘するコンテスト「フード・アクション・ニッポンアワード」の表彰式が1月26日に開かれ、全国からえりすぐりの品々が集まりました。
審査するのはアマゾンやイトーヨーカ堂など、流通や販売を担う大手企業の人たちです。さらに「FANバサダー芸人」として小島よしおさんらが特別賞を選ぶなど、応募総数1019品の中から合わせて16品が選ばれました。
アマゾンジャパンが選んだのは、深いコクのある発酵食品「浜納豆」をオリーブオイルで閉じ込めたという万能調味料・ヤマヤ醤油の「発酵旨味（うまみ）オイル」です。また、イオンリテールはかまぼこをなんと"お菓子”に加工した、新湊かまぼこの「かまぼこチップス」を選出しました。イオンの担当者は「一口食べると、かまぼこの食感からは想像できないさくさくとした食感と白エビの風味が口の中に広がる。気が付けばあっという間に完食してしまうおいしさだった」と評価しました。
12回目となる今回、受賞した企業はリモートで表彰式に参加しました。今回はコロナ禍によるステイホームで"家で食べやすいもの”なども多く選ばれ、今後、インターネットや電話注文で人気となりそうです。
