イングランド・プレミアリーグのチェルシーは２６日、成績不振で前日に解任したフランク・ランパード前監督（４２）の後任に、昨年末までパリ・サンジェルマン（フランス）を率いたトーマス・トゥヘル氏（４７）が就任すると発表した。契約は２０２２年６月までの１年半。
トゥヘル氏は２０１５年にドルトムント（ドイツ）の監督に就任し、１８年夏からパリＳＧで指揮を執った。昨季の欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）でクラブ初の準優勝を果たしたが、クラブ幹部との確執が表面化し、昨年１２月に解任されていた。
新天地でのスタートを切る新指揮官はクラブを通じてコメント。「我々はフランク・ランパードの仕事と、彼が築いた財産に最大級の敬意を払っている」と前任者へのリスペクトを示した上で「新しいチームに出会い、最もエキサイティングなリーグに参加するのが楽しみでならない。チェルシーのファミリーの一員になれたことに感謝している」と意欲的な姿勢を見せた。
チェルシーはここまでリーグ戦で８勝５分け６敗で１０位に沈んでいる。どこまでチームを立て直せるかが見ものだ。
