銚子電鉄、「赤字が消える!暗記セット」などで教育業界に潜り込み

画像:銚子電鉄

コロナ禍による乗客数減少を受け、依然として予断を許さない赤字の状況が続く銚子電鉄。

同社はこのほど「何とか赤字を消したい」という願いを込めて「赤字が消える!暗記セット」を発売。内容は赤インクのサラサクリップ1本とチェックシート赤1枚(コンサイスサイズ)で、寺井広樹氏が考案した。価格は500円(税込)で、銚子電鉄オンラインショップから購入できる。

「創業以来、幾度も廃線危機に直面しながら経営難を乗り越え、走り続ける強運をお裾分けした縁起ものです」(同社)

「当社は暗記よりむしろ忘れたいことが沢山ございますが、自粛生活が続く中、少しでも明るい話題をお届けできれば幸いです」(同社)

ボールペンの本体には万年筆ならぬ「万年赤字」と印字。これを赤字にしなかったのは「何とか黒字化したい」という強い意志の表れだという。

その他にも、帯だけが銚電オリジナルの「今日も安全うんこうドリル」や「2021合格祈願切符」「鰯の力」などを用意し、教育業界にも手を広げる。

【画像】「今日も安全うんこうドリル」他

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開発元はソニー・グローバルエデュケーション。同社代表取締役 礒津政明氏(銚子電鉄社外取締役)いわく「学校の勉強だけでは身に付かない論理的思考力を5つの思考回路に分類し、分かりやすく構成した自信作です!」とのこと。銚子電鉄代表取締役 竹本勝紀氏は「このドリルの帯のみ全力を挙げて制作しました。帯だけ銚電オリジナル(笑) 弊社の自信作です!」と語る。

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①本銚子(本調子)行き切符 ②本銚子発「上り銚子行き」(上り調子)切符 ③「銚子⇒本銚子」往復切符という縁起の良い切符3枚セットに託し、合格祈願切符として販売する。

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日本近海イワシのみを使用のサプリメント。

鉄道チャンネル編集部

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