井上尚弥チャリティー戦に内山高志氏、木村翔が立候補

井上尚弥

ボクシングの新型コロナウイルスのチャリティーイベント「LEGEND」(2月11日、東京・代々木第一体育館)でスペシャルエキシビションマッチに臨むWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者、井上尚弥(27=大橋)の対戦相手に名ボクサーたちが名乗りを上げた。

主催者サイドは現役やOB、階級を超えてファンが希望する「夢カード」を実現させようと、27日から公式ツイッターでファンが見たい対戦カードの募集を開始。公式ユーチューブチャンネルでは同イベントに参加する元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏(41)や元WBO世界フライ級王者の木村翔(32=花形)が〝井上戦〟に向けて意欲を語った。

内山氏は「4年ぶりに練習を始めたけど、スパーリングをしたときにパンチが見えない。2月11日までにどれくらい戻るかが不安」としながらも「尚弥の相手が決まっていないみたいなので誰もいなければ、僕がいつでも出ていきます」と名乗りを上げると、木村も「誰もやりたくないみたいなので、僕が立候補したいと思います」と宣言した。

ハードパンチャーの2人だけに、実現すれば興味深い一戦になるのは間違いない。果たして〝モンスター〟の相手は誰になるのか。

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