極めて珍しい偶然【木造駅舎巡礼10】山陰本線08

※2020年8月撮影

トップ画像は、JR西日本山陰本線人丸駅。上り列車長門市行が入線しました。キハ40 2004です。不思議な偶然ですが2015年(平成27年)8月に筆者は山陰本線で益田駅から長門市駅までキハ40 2004 に乗ったのです。その時、車両は広島色でした。この様な偶然は、頻繁に起こりませんよね。

※2015年8月撮影 益田駅ホーム

改札口の横に観光列車「○○のはなし」の案内というか広告。筆者は観光列車に縁がないので乗ったことはありません。その横に何故か仙崎出身の詩人金子みすずさんの詩が掲出されています。

※2020年8月撮影

駅名標。

※2020年8月撮影

人丸駅は、1930年(昭和5年)日本国有鉄道美禰線の駅として開業。1933年(昭和8年)山陰本線に編入され山陰本線所属駅になりました。1972年(昭和47年)貨物取扱廃止。国鉄分割民営化でJR西日本の駅になり、2014年(平成26年)駅は無人化されます。

駅舎のある下り3番線、下関駅方面を見ています。左に引き込み線と保線車両用(?)の車庫があります。

※2020年8月撮影

同じ場所から駅舎と長門市駅・京都駅方面。跨線橋で上りホームに渡ります。

※2020年8月撮影

いつもの空中浮遊。(笑)跨線橋の途中から木造駅舎。

※2020年8月撮影

跨線橋中央から下関駅方面。駅の北には掛淵川が流れています。北側は農地が広がっています。上り島式ホームの右側、1番線は、2017年(平成29年)使用停止になりました。今は夏草が生えています。

※2020年8月撮影

こちらは長門市駅・京都駅方面。

※2020年8月撮影

跨線橋から木造駅舎。2005年(平成17年)合併して長門市になった旧・油谷町の中心部に駅はあります。

※2020年8月撮影

トップ画像の上り列車が到着します。キハ40系が好きなので撮影できたことが嬉しい。

※2020年8月撮影

上り列車と駅舎。駅舎内で待っていた利用者が一斉に乗り込みました。

※2020年8月撮影

長門市駅方面に向けて出発してゆきました。

※2020年8月撮影

人丸駅木造駅舎のホーム側正面。コンパクトです。待合室は空になりました。

※2020年8月撮影

この日の山口県、最高気温は35℃弱。炎天下で撮影していると流れる汗が眼に入ります。上りホームをウロウロする余裕がなかった様であまり写真を撮っていませんでした。

速攻でレンタカーに戻り冷気を浴びて蘇生。次の駅に向かいます。(笑)

(写真・文章/住田至朗)

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