演歌界の新星・辰巳ゆうと バルーンアートとアップルパイで新曲をアピール

自作の特大バルーンアート&特製アップルパイを披露した辰巳ゆうと

デビュー3年目を迎えた人気歌手・辰巳ゆうと(23)が、4枚目のニュー・シングル「誘われてエデン/望郷」(両A面シングル)を27日にリリースし、都内で自作の特大バルーンアートと特製アップルパイを披露し、新曲にかける意気込みを語った。

「誘われてエデン」は、辰巳の甘いボーカルを前面に打ち出した情熱的な愛をテーマにしたアップテンポのポップスナンバー。「望郷」は、都会で暮らす息子への両親の愛をテーマにした心温まる演歌作品だ。

今回のレコーディングは、昨年10月から12月までの3か月間にわたり、いままでの作品の中で一番時間をかけて制作。辰巳は「『誘われてエデン』がすごく情熱的な作品で、しかも新しいジャンルの曲でしたので、自分の中でもっとうまく歌いたいという欲求が沸いてきて、納得のいくまでレコーディングをさせていただきました」という。

歌詞の中に「好きさ」という言葉が21回出てくるが、「実は元々は1コーラスに2回だけだったのが、スタッフさんから『好きさ』をもっと入れてみたらどうかというアイデアをいただき、いろんな『好きさ』を入れていくうちにいまの形になりました」と徐々に改良されていった。

この日、「誘われてエデン」のイメージで自作したバルーンアートとアップルパイを披露。「バルーンは僕の特技の一つですが、これは、いままで作った中で一番大きなバルーンです。タイトルの『エデン(楽園)』の世界、アダムとイブ、不思議な森をイメージしながら7、8時間かけて作りました。アップルパイのほうは、こちらもアダムとイブの世界観で、禁断の果実のリンゴを使ったスイーツを作ってみました」という。

アップルパイの上に乗せているのはリンゴ飴で「飴を作る際の温度調節が難しかったです。きのうの夜中から5時間ぐらいかけて作りました」という力の入れようだ。

「今回の2タイプのCDは、カップリング曲を含めて全4曲収録しました。いま辰巳ゆうとが歌えるすべてが詰まったニュー・シングルになっていますので、たくさんの方に聴いていただき、大ヒットさせたい」と意欲を燃やしていた。

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