オリ山岡が3年連続開幕投手に意欲、新球種も 「フォークは翼と由伸」「シュートが完成」

会見に臨んだオリックス・山岡泰輔【写真提供:オリックス・バファローズ】

昨季は体重が61、2キロだったが69キロまで増量「お餅とか、かなり食べてました」

オリックスの山岡泰輔投手が27日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、プロ入り初の減俸となる1500万円減の年俸8500万円でサインした(金額は推定)。この日、行われた会見の主な一問一答は以下の通り。

――サインは?
「昨年、怪我してしまってチームに迷惑をかけてしまった。ちゃんと査定してもらって今年も頑張れる金額になった。納得しました」

――12球団で大トリでの契約更改となった
「コロナの中で下交渉も遅れて、自主トレもあった。長く(自主トレ地の)広島にいたので。初めて代理人をつけて、その中での交渉だったのでこの日にちまで長引いた」

――改めて、昨シーズンを振り返って
「初めての怪我で、自分自身も焦っていた。怪我はしないほうがいいなと。自分がチームに迷惑かけた分、取り返すのが難しいシーズンだった」

――オフ期間の増量計画も明かしていたが
「去年、急性胃腸炎だったり61、2キロまで落ちた部分を69キロまで戻している。7キロまで増やせている」
「間食を入れたり、気付いたら食べてるとか意識しました。お餅とか、かなり食べてました」

――現在のコンディションは?
「かなり良い状態にきている。あとは怪我だけ気を付けて。この状態をキープしてシーズンに入っていければ」

――春季キャンプに向け
「良い状態で良いバランスで投げられている。良い状態でオープン戦だったりを入れる期間にしたい」

――今年の目標
「去年、怪我したのが全て。怪我せず1年間、回れることがアピールポイントだと思う。具体的な数字は出せないが、全部で1番になれるようにやっていきたい」

――今年、新たに取り入れることは?
「使えるか使えないか分からないがフォークの感覚がちょっとずつ良くなった、試合に使うか分からないですが。やっとシュートが完成したかなという感覚あるので」

――フォークは誰かを参考に?
「握った時の感覚は翼(榊原)に教えてもらって、抜く時のリリースの感覚は由伸(山本)を参考にして投げている」

――山本は開幕投手に意欲示していた
「2年やらせてもらって。去年、怪我がある。出遅れているのは間違いないので、なんとかアピールしてそこ(開幕投手)に加わって行けるような状態に仕上げていきたい」(Full-Count編集部)

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