山田裕貴 大ファンの水島精二総監督作「フラ・フラダンス」で声優 おとぼけ&情に厚いマネージャー役

俳優の山田裕貴が、スパリゾートハワイアンズのダンシングチーム”フラガール”の仲間たちや取り巻く人々の絆を描くオリジナルアニメ映画「フラ・フラダンス」で、声優に初挑戦することが明らかになった。NHKよるドラ「ここは今から倫理です。」で主演を務めるなど活躍が続く山田裕貴は、おとぼけキャラだが情に厚く、新人フラガールたちと一喜一憂を共にするマネージャー平和人(たいらかずと)を演じる。

かねてよりアニメ好きで、総監督を務める水島精二(「鋼の錬金術師」「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」)の大ファンという山田。数年前に見に行った舞台で水島に話しかけて以来、交流を続けていたという。本作のオファーを聞いたときには、「すごく嬉しくて、お話をお聞きして、すぐにマネージャーさんに『絶対、やりたい』と連絡しました」と興奮を語っている。

大島プロデューサーは、「リスペクトし合うお2人の現場での化学反応を楽しみにしていた」と語り、現場での様子について、「様々な演技プランをもって収録に臨んでいただきました。平マネージャーが登場するたび、お客様が笑ってホッとできるような平マネージャーにぜひ癒されていただきたいです」とコメントしている。

「フラ・フラダンス」は、福島県いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム”フラガール”の新入社員・夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)と同期の仲間たち、取り巻く人々との絆を描くオリジナルアニメ映画。福原遥が夏凪日羽役を務める。東日本大震災から10年となる2021年に、岩手県、宮城県、福島県を舞台とするアニメ作品を製作する「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環として製作される。

■山田裕貴 コメント全文
自分がデビューした当時からずっと大好きだった作品の監督である水島総監督の作品にお声がけいただいて、本当に嬉しくて前のめりで参加させていただきました。振り返るのも大事だけれど、変えられる1秒先のために前に進もうよというメッセージが込められている作品だと思っているので、観ていただく方にとってもそんな風に感じてもらえると嬉しいです。
参考に見せていただいた映像が素晴らしく、完成したら自分の想像をはるかに超えてくるのは間違いないので僕自身、完成を楽しみにしています。

フラ・フラダンス
2021年初夏より全国ロードショー
配給:アニプレックス
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