発達する低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、28日（木）から30日（土）にかけて、西日本から北日本では非常に強い風が吹いて大しけとなり、日本海側を中心に大雪となる所がある見込み。暴風雪や暴風、高波に警戒し、大雪に注意・警戒が必要だ。

　28日（木）から29日（金）にかけて、低気圧が急速に発達しながら朝鮮半島から日本海を東進し北日本へ進む。その後、30日（土）にかけては日本の上空に強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となる見込み。

＜暴風雪・暴風・高波＞

　発達する低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、28日（木）から30日（土）にかけて、西日本から北日本では非常に強い風が吹いて大しけとなる所がある見込み。また、29日（金）からは雪を伴う見通し。

■予想される最大瞬間風速

　29日（金）にかけて

　　北海道、東北、北陸、

　　　近畿、中国地方　35メートル

　　九州北部地方　　　30メートル

　30日（土）

　　北海道　　　35～45メートル

　　東北、北陸　25～35メートル

■予想される波の高さ

　29日（金）にかけて

　　東北、北陸　　　8メートル

　　北海道　　　　　7メートル

　　近畿、中国地方　6メートル

　　九州北部地方　　5メートル

　30日（土）

　　北海道、東北、北陸　6～8メートル

　猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、うねりを伴った高波に警戒が必要だ。

＜大雪＞

　北日本から西日本にかけての日本海側を中心に、29日（金）から30日（土）は大雪となる見込み。

■予想される24時間降雪量（多い所）

　29日（金）朝まで

　　北海道　30センチ

　　北陸　25センチ

　　東北　20センチ　

　その後、30日（土）朝まで

　　北陸　　　70～90センチ

　　東海　　　60～80センチ

　　東北　　　50～70センチ

　　近畿　　　40～60センチ

　　北海道　　30～50センチ

　　中国地方　20～40センチ

　その後も冬型の気圧配置が続くため、降雪量の多くなる所がある見込み。

■31日（日）朝までに予想される24時間降雪量（多い所）

　　東北　30～50センチ

　　北海道、北陸、近畿　20～40センチ

　大雪による交通障害に注意・警戒するとともに、なだれや着雪に注意が必要となる。