れいわ新選組・山本太郎代表 〝伸晃モデル〟拡大訴え「自宅療養はなくすべきだ」

会見する山本代表

れいわ新選組の山本太郎代表(46)が28日、国会内で記者会見を開いた。

山本氏は第三次補正予算への反対を表明した上で、新型コロナウイルス対策として現金給付の必要性を強調。「10万円の定額給付金の再給付、再々給付もある」と力を込めた。

国会にはコロナ感染者が入院に応じなかった場合に「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」になる刑事罰を明記した感染症法改正案が提出されていたが、与野党の協議の結果、行政罰に修正となった。

山本氏は「刑事罰の削除はいい流れ」としつつ、入院をめぐって発生する問題を指摘。「入院させた場合、損失補填を何でするのか。(入院なら)所得補償を100%以上するなどインセンティブがあっていい」と述べた。さらに「自宅療養はなくすべきだと思う。石原伸晃さんのように無症状で入院できることが一般的になるべきだ」とも訴えた。

石原氏はコロナ感染が分かると無症状ながら即入院となった。このスピーディーな対応はネットで〝伸晃モデル〟として広まっている。

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