「センバツ」吉報を待つ具志川商ナイン 今の心境は…

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 九州地区代表の21世紀枠候補に挙がる、具志川商ナインたちは吉報を待ちつつも「本番は夏の選手権だ」と己を律し、汗を流す。選考委員会を控えた24日、同校のグラウンドでは、練習中もマスクを着用し打撃や投球練習に励むナインの姿があった。

 同校初の選抜出場が懸かることもあり、地域や保護者からの期待も大きい。粟國陸斗主将は「選ばれても選ばれなくても、応援してくれる地域の人、保護者のために頑張るだけ」と期待半分、不安半分の心境を明かす。夏の選手権大会出場を最終目標に「日々、個々の成長を感じている。夏の大会で勝ち続ける力を付けていきたい」とバットを持つ手にも力が入る。

 初出場で8強入りした昨年の秋季九州大会後、選手たちに気持ちの変化が見られたという。準々決勝の福岡大大濠戦は、好機の一打が出ず0―3で4強入りを逃した。今冬のトレーニングについて、喜舎場正太監督は「九州での敗因を糧にバットの振り込みを例年の倍、選手自らが取り組んできた。練習に対するモチベーションも以前とは違う」と語る。

 さらなる成長で力を付けた選手の笑顔を想像し、朗報を待ちわびる。