沖縄県が基地問題でツイッター配信 事件・事故情報や行政の対応を紹介

 沖縄県の基地行政に関する情報を県内外へ広く発信しようと、県基地対策課と辺野古新基地建設問題対策課は28日までに、ツイッターのアカウントを開設した。県に寄せられた米軍基地に関する事件・事故の情報や、県の対応、基地行政に関する知事声明を随時、投稿していく。

 うるま市の津堅島沖や米軍嘉手納基地で実施されるパラシュート降下訓練などの演習通知のほか、米原子力潜水艦が寄港した際の情報も公表していく。返信などはしない。県が発行しているQ&A小冊子「沖縄から伝えたい。米軍基地の話」の内容も紹介し、沖縄の基地問題について理解を深めてもらおうという考えだ。

 20日に投稿したのは、慶良間諸島周辺における米軍機の低空飛行訓練に対して、謝花喜一郎副知事が日本政府の出先機関トップを呼び出して抗議した様子だった。アカウント名「沖縄県基地対策課・辺野古新基地建設問題対策課」で検索することができる。

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