Travis Japanが明かす知られざる軋轢の真相――そして生まれた結束力

1月29日にフジテレビで放送の「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(深夜0:55、関東ローカル)では、前回に引き続き、ジャニーズ屈指のダンス力を誇る7人組・Travis Japanを特集。Episode2「TEAM」と題して、これまで語られることのなかった知られざるメンバーの素顔と、強い結束力の秘密に迫る。

Travis Japanが、ひときわ高い評価を得ているのがシンクロダンス。フォーメーションの正確さのみならず、手足の向きや高さ、さらには指先の精緻な動きまでもが問われる、メンバーの結束力がなければ到底実現できないパフォーマンスだ。また、大きな魅力の一つが仲のよさ。2018年から始めたYouTubeチャンネルでも、メンバーがかもし出す和やかな空気と飾らない笑顔は、見る者をひきつけてやまない。

しかし、そのチームワークと仲のよさは、結成当初から存在していたものではなかった。12年の結成当時について、おっとりした性格の七五三掛龍也は「最初めっちゃ仲悪かったんですよ。楽屋でも全然しゃべらなかった」 と語る。グループのムードメーカーである吉澤閑也も「めっちゃ嫌いだったもん。そんなに最初は好きじゃなかった」とかつてメンバー間に生じていた軋轢(あつれき)を告白。そして結成から5年後、メンバーの脱退が相次ぎ、9人だったメンバーが17年の秋には5人となった。

その後、転機となったのが、松田元太、松倉海斗(松松コンビ)のグループ加入。ダンスの才能を見込まれて選ばれたが、彼らがもたらしたのはそれだけではなかった。七五三掛は「“松松”が入ってきてからは、みんなでコミュニケーションを取るようになった」と打ち明ける。また、川島如恵留は「作り込んだ自分ははがれちゃうんですよね。それをはがしてくれたのが松田元太なんですよ。最初はやめろと思ったけど、脱いだ方が楽じゃんって気付いた時は、めちゃくちゃ感謝した」と語る。

時ににグループ内の確執も経験してきたTravis Japan。チームゆえに個が輝き、そして現在の7人だからこそ誕生した奇跡のような美しいシンクロダンスで魅せる、彼らの思いが明かされる。

なお、FODプレミアム(https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/information/ser3547/)では、放送直後から最新回はもちろん、過去話もすべて配信中。

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