土曜日まで冬の嵐　ホワイトアウトにも警戒

　あす30日（土）は北日本を中心に冬型の気圧配置となり、北陸や北日本では雪が続き、大雪や猛ふぶきになるおそれがある。

　特に北海道では瞬間的に40メートル、東北や北陸では35メートルの暴風が吹き荒れ、全く見通しがきかないホワイトアウトになるおそれもある。

　引き続き交通への影響や着雪、なだれなどにも注意、警戒が必要だ。

　一方、太平洋側は晴れるが、寒さが続く。

　また、空気が乾燥するため、火の取り扱いには注意が必要となる。

日曜日は日本海側の天気も回復へ

　あさって31日（日）になると、西から高気圧に覆われるため、晴れる所が多くなる。

　北陸以北の日本海側では午前中まで雪が残るが、午後には天気が回復する見込みだ。

　また、上空の寒気が抜けるため、広い範囲で寒さが和らぎそうだ。

　北日本では真冬の寒さが続くものの、東日本や西日本では3月上旬から中旬並みの陽気となる見通し。

　雪が多く積もっている所では、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要となる。

（気象予報士・多胡安那）