岐阜城「一ノ門」、道三が建築か

信長説覆す、市発掘調査

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岐阜城がある金華山の「一ノ門」跡。巨大な岩を用いた石垣が残る=岐阜市(同市提供)

 岐阜市は29日、岐阜城がある同市・金華山(329メートル)の発掘調査で、織田信長が築いたとされていた「一ノ門」が、構造などから信長の前に居城した戦国武将・斎藤道三が築いた可能性が高いことが判明したと発表した。市は「信長の独創性が強いとされてきた岐阜城のイメージを大きく変える成果だ」としている。

 今回の調査で、一ノ門の構造は16世紀前半に美濃国守護の土岐氏が築いた「大桑城」(岐阜県山県市)の門に非常によく似ていることが判明。土岐氏に仕え、後に追放した道三が、土岐氏と同じ技術を用いて築いたとみられる。