EsriがArcGISプラットフォームを発表

開発者は、位置情報サービス、データ、マッピングの包括的ツールを利用できるようになる

米カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ロケーション・インテリジェンスの世界的リーダー企業のEsriは本日、位置情報機能をアプリ、ビジネスシステム、製品に統合する必要がある開発者向けに、サービス型地理空間プラットフォーム(PaaS)となるArcGISプラットフォームの投入を発表しました。ArcGISプラットフォームにより、開発者は、自分が選択したAPIとウェブのフレームワークを使用してEsriの高性能位置情報サービスに直接アクセスできます。

Esri創業者のジャック・デンジャモンド社長は、次のように述べています。「ArcGISプラットフォームにより、ユーザーは自社製品の構築やEsriのサービスの既存ソフトウエアへの統合ができます。このPaaSによって、ソフトウエア開発者は地理空間技術を利用しやすくなります。」

Esriの開発者向け技術製品担当マネジャーであるデビッド・カルデラは、次のように述べています。「ArcGISプラットフォームがリリースされたことで、開発者はプロレベルのコンテンツと機能を利用できるようになりました。これは開発者が手掛けるアプリに容易に取り込むことが可能で、市場投入期間を短縮することで莫大な価値をもたらしながら、予算内に収めることができます。」

開発者とそのアプリに応じて規模を調整するArcGISプラットフォームにより、サポートするユーザー数が数十人というお客さまも、数百万人単位でサポートするお客さまも、同じフレームワークとサービスを活用できます。

セールスフォース・ドットコムの製品担当バイスプレジデントであるベン・ブラントリー氏は、次のように述べています。「Esriとの提携関係がArcGISプラットフォームの統合でも継続していることを大変喜んでいます。Esriのすぐに使用できる基本地図コレクションは、データを地図上に視覚的に表示できるため、当社のユーザーがそのデータの理解を深めるための解決策になります。ArcGISプラットフォームの機能により、当社は追加のEsri位置情報サービスを活用したりJavaScript向けArcGIS APIを採用したりすることで、セールスフォース・マップのユーザーに提供する価値を継続的に高めることができます。」

Esriは本日、仮想イベントにおいてArcGISプラットフォームをお披露目します。このイベントでは、セールスフォース・ドットコムや、クラウドベースのドローン管理機能プロバイダーであるエアスペース・リンクのようなユーザーが、EsriのPaaS技術の使用方法について語ります。

エアスペース・リンクの共同設立者で社長兼最高経営責任者(CEO)のマイケル・ヒーランダー氏は、次のように述べています。「ローカルデータと融合したEsriのデモグラフィック・サービスとジオコーディング・サービスは、当社がコンプライアンス順守の安全なドローン運用を促進する製品を全国のお客さまに提供する上で役立ちます。」

Esriの長年のパートナーであるSAPも発表イベントに登場します。SAPのプラットフォーム&テクノロジー担当プレジデントであるイルファン・カーン氏は、「EsriのArcGISプラットフォームの位置情報サービスは、SAPのクラウドコンサンプションモデルを通じて触れることができ、お客さまが求めている機能の強みを生かすものです。SAPのビジネステクノロジープラットフォームが理想的な統合ポイントとして機能するので、開発者はリアルタイムのビジネスデータと地理空間インテリジェンスを組み合わせた革新的なアプリケーションを、以前よりも容易に構築できます」と述べています。

「The Forrester Wave™: Location Intelligence Platforms, Q2 2020(ザ・フォレスター・ウェーブ:2020年第2四半期ロケーション・インテリジェンス・プラットフォーム)」でリーダーとなったEsri、ArcGISプラットフォーム、このプラットフォームが低コストで高品質の位置情報サービスを開発者に提供している状況の詳細については、go.esri.com/Platform-Learn-Moreをご覧ください。

Esriについて

地理情報システム(GIS)ソフトウエア、ロケーション・インテリジェンス、マッピングの世界的市場リーダーのEsriは、顧客がデータの潜在力すべてを活用して業績や事業成果を改善する手助けをしています。1969年に米国カリフォルニア州レッドランズに設立されたEsriのソフトウエアは、フォーチュン500企業、政府機関、非営利組織、大学など、世界全体で計35万を超える組織に、また米州、アジア太平洋、欧州、アフリカ、中東の計20万を超える機関に導入されています。Esriは、6大陸100カ国以上に現地サポートを提供する地域事業所、国際的販売業者、パートナーを有しています。地理空間情報技術に対する先駆的取り組みにより、Esriのエンジニアはデジタル変革、モノのインターネット(IoT)、高度アナリティクスに対する最も革新的なソリューションを構築しています。当社サイトのesri.comをご覧ください。

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その他の発言

「Esriの位置情報サービスはオートデスクと容易に統合できます。私たちは協力して業界の活動のあり方を変革しています。」
オートデスクのインフラストラクチャー・ビジネス戦略&マーケティング担当シニアディレクター、テオ・アンゲロプロス氏

「Esriの新しい位置情報プラットフォームが発表されたので、私たちは以前にも増して多くのサービスにより柔軟にアクセスして、提供する製品やサービスの意義を高めていけるものと期待しています。」
CityWorksのエンタープライズソリューション・企業パートナーシップ担当バイスプレジデント、George Mastakas氏

「信頼性と拡張性を備えたEsriの位置情報サービスにより、私たちは革新的なソリューションの提供に集中できます。」
ガネット・フレミングの部門であるジオディシジョンズのシニアバイスプレジデント、ブライアン・J・スミス氏

「柔軟性、速度の向上、さまざまなマッピング/画像レイヤーにより、当社のユーザーはこれまでにないレベルでリスク評価をコントロールできます。」
ジオスパーク・アナリティクスの最高執行責任者(COO)、ジョン・グールゲイジアン氏

「私たちはEsri位置情報サービスを頼りに、拡張性のあるソリューションをお客さまに合わせて提供しています。」
GISincの地理空間イノベーションストラテジスト、スティーブ・マルベリー氏

「Esriの位置情報サービスが提供する機能は無限にあるように思えますが、これらの機能を利用することで、K&Aはロケーション・インテリジェンスを当社のソリューションと当社のクライアントのビジネスワークフローに迅速かつ効果的に統合して、顧客体験を向上させることができます。」
Khatib&Alamiの電力部門マネジャー、Walid Abou Chacra氏

「公益事業体が将来に備えて各社のネットワークを最適化する上で役立つ優良技術として、Esriの位置情報サービスを強く推奨します。」
パワー・エンジニアズのGISコンサルティング部門マネジャー、Chris Erpelding氏

「Esriの位置情報サービスにより、シュナイダーエレクトリックはユーティリティーネットワークのライフサイクルを管理する世界的レベルのソリューションを構築することができます。」
シュナイダーエレクトリックのデジタルグリッド資産管理事業担当バイスプレジデント、ジェイ・スティンソン氏

「最新ArcGISプラットフォームのアーキテクチャーのおかげで、高度な空間機能を組み込んだソリューションを、これまでになく迅速かつ容易にお客さまに提供することができます。」
シミリックスの事業開発担当ディレクター、Signe Bramming Andersen氏

「Esriの位置情報サービスは当社のプログラムと製品に柔軟性をもたらし、当社のお客さまにとってのGISの価値を拡大します。」
SSPイノベーションズの最高技術責任者(CTO)、アダム・トンキン氏

「屋内、屋外、地上、地下のあらゆるインフラ資産の生産寿命を最適化するというCartegraphの使命を遂行する上で、Esriの位置情報サービスは必要不可欠な要素となっています。」
Cartegraphの最高経営責任者(CEO)、ジョッシュ・マラムド氏

「ジオコルテックス・モバイルを使用したオフラインフィールドワーク用に高精度のアプリをプロビジョニングしたり、スタッフのニーズに合わせたツールを総動員して最新のマッピングアプリを公開したりする必要がある場合、お客さまはジオコルテックス製品とArcGISプラットフォームに依拠してアプリを次のレベルに引き上げます。」
VertiGISの最高経営責任者(CEO)、ジョン・ブルックス氏

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