マツコ・デラックスあわや外科手術! 頭蓋骨の空洞に菌が〝侵入〟

マツコ・デラックス

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】今回は芸能人の歯について。厚生労働省の調査によると、歯の平均寿命は約50年。40歳を過ぎると歯を失う可能性が高くなるという。確かに有吉弘行は、42歳という若さで歯を失い、バナナマンの設楽統も奥歯が3本ほどインプラントだ。相方の日村勇紀も下の奥歯に加え、上の歯は総インプラント。総額500万円もかけている。

マツコ・デラックスも数年前から、歯の具合が悪い。「一度、治療して銀歯をかぶせれば一生大丈夫だと思っていたら、大変なことになっている場合がある」と警鐘を鳴らす。知らず知らずのうちに虫歯が進行し、奥歯から頭蓋骨の空洞の半分ぐらいウミがたまっていたという。もう少し発見が遅ければ、外科手術を受けなければならなかったとか。

今年のM―1グランプリで、史上最年長の決勝進出者として爪痕を残した錦鯉の長谷川雅紀。現在49歳にして、ネタ中に「キャラメルは銀歯泥棒」と叫ぶほど、歯のトラブルを抱えている。

下の奥歯を中心に歯が8本もないのだ。道理で滑舌が悪い。「33、34歳ぐらいですかね。なんか虫歯になって。痛いなって思って。それで歯とか歯茎に直接塗る、痛みを止める薬があったんですね。それが効くのでずっとやっていたんですよ。それでも『もうそろそろヤバいな』って思って歯医者に行ったら『もう銀歯とかをかぶせる土台の歯が、溶けてないよ』って言われて」と、思い返す。

歯医者からは費用のかかるインプラントではなく、部分入れ歯をすすめられた。「残っていたカスみたいな歯を取って歯茎だけになって。そしたらもう面倒くさくなって歯医者に行かなくなって。歯茎だけの状態になって。それから何年かして1本ずつなくなっていって。それで今、トータルで8本みたいな」と経緯を語る。

結果、食事は丸のみが基本で、弁当を食うのが異常に早いそうだ。

実は8本目の歯は、去年失っていた。ライブでのネタ中に「おかーさーん!」と叫んだ瞬間、ポーンと飛んで行ったという。「その時、舞台と客席の間にアクリル板があったんです。そのおかげで飛んだ歯がぶつかって返ってきたんですよ。だからもしアクリル板がなかったら、お客さんの目に入ったりとか、危ないことになっていたかも」と長谷川は語る。

コロナ禍で飛沫も怖いが、奥歯が飛んでくるのもビックリする。

☆現役放送作家X氏 1967年、神楽坂に生まれる。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。現在はPTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本も手がける。

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