ポール・スタンレーはハード・ロックバンド、KISSのフロントマンとして最もよく知られているが、彼はクラシックR&Bやソウル・ミュージックの熱烈なファンでもあり、アーティストとしての彼はこのジャンルから影響を受けている。
ポールは、その情熱を追い求め、1960～70年代のソウル・ヒット曲を演奏する15人編成のアンサンブル「Soul Station」を結成。グループとしてのデビューアルバム『Now and Then』のリリースを2021年3月に控えた今、彼らは「O-O-H Child」のミュージック・ビデオを公開した。
＜動画：Paul Stanley's Soul Station – O-O-H Child＞
ソングライターのスタン・ヴィンセントによって書かれた「O-O-H Child」は、もともと1970年の夏にトップ10のヒットを獲得したファイヴ・ステアステップスによって有名になったナンバーだ。人気のあるこの曲は、それ以来、ニーナ・シモン、カマシ・ワシントン、ホール＆オーツらによってカバーされている。
ポール・スタンレーは自身のウェブサイトでこうコメントしている。
「”O-O-H Child”は楽観主義と希望の歌です。私たちは皆、（歌詞の中にある）物事が『明るくなる』という言葉や『美しい太陽の光の中を歩んでいく』という言葉を使うことができる。演奏している私たち全員にその効果があるのがわかりますし、皆さんもきっとそれを感じてくれると思います。初めてラジオでファイヴ・ステアステップスを聴いたとき、自分が当時抱えていた問題が解決したような気がしたのを覚えている。それが音楽の力であり、私はそれをみなさんと共有したいんです」
3月5日に発売されるアルバム『Now And Then』には、9曲のクラシック・ソウル・カバーに加え、ポールによるオリジナル曲5曲が収録されている。彼のウェブサイトでは、この新曲についてこう説明されている。
「ソウル・ステーションでの素晴らしいライヴとアルバム制作の間に、バンドも音楽も過去だけに依存してはいけないと思い始め、現在につながることを目標にして曲を書き始めたんです。私が尊敬している多くの人たちが言っていたように、そしてそのミッションは達成されました」
Written By Sophie Smith
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ポール・スタンレーズ・ソウル・ステーション『Now And Then』
2021年3月5日発売
