安倍乙 ドラマ「麻雀宝湯記」の撮影で温泉の魅力に気づく!

麻雀×温泉×グラビア女優のドラマがスタートする。作品のテーマは配信プラットフォームで安定した人気のあるジャンル「麻雀」。近年は「Mリーグ」が盛り上がりを見せ、コミック「咲-Saki-」のドラマ・映画化などもあり、人気アイドルやタレントが趣味は麻雀と公言するなど、若い層にも広がっている。

そんな中スタートするのが、安倍乙×奥山かずさのW主演ドラマ「麻雀宝湯記 石和の亀篇 伊東の黒豹篇」だ。安倍は、秋元康プロデュースの「劇団4ドル50セント」に所属し女優として活躍しながら、数々のグラビアで表紙を務め、テレビ朝日系「ロンドンハーツ」等バラエティでも活躍する人気急上昇中のマルチタレント。

勝負服と称し、常にチャイナドレスでスタイルの良さを見せつけてくれるのが、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(‘18)でパトレン3号・明神つかさでブレイクした奥山かずさ。2020年は連ドラ4本にレギュラー出演。発売前に重版が決定した写真集「AIKAGI」も話題となった。

脇を固めるのはベテランキャスト陣。真白(安倍)の父親役に高橋和也。対決する極悪雀士、石和の出歯亀役を不破万作、伊東の黒豹役を及川奈央が務める。今回、ジェイタメ編集部では安倍乙に麻雀や温泉について話を聞いた。

●安倍乙の魅力を存分に発揮しているポイントは

温泉上がった後の目力が強くなるところです! 普段の自分にあまりない要素なんですよ……真白は役柄的におっとりしてて、天然みたいな感じなんですけど、麻雀シーンになると戦闘的になるので、そのギャップが、私も演じてて楽しいなって思いました。

●麻雀はできるんですか?

まったく出来ないんですよ! ド素人だったのでちゃんと勉強しました(笑)。撮影入る前はなんで私が……? 麻雀の経験もないのにって! 主演よりも、不安の方が大きかったですね。麻雀用語がわからなくて、単語の意味がわからないとストーリーが理解できないじゃないですか……撮影に入るまで不安過ぎて不眠症になりました(笑)

●どうやって覚えたんです?

スタッフさんから一定期間、麻雀牌をお借りして家でやって覚えました。

●役の名前は覚えました?

難しいですよね。絶対にあがれない「国士無双」とかだけ覚えてます(笑) そういう“レア”な役は頭にすんなり入ってきました!「国士無双」って字も最強な感じだから(笑)

●盲牌はできますか?

出来ないです! ホントに出来ないんですよ(笑) わかるのは“白”!スベスベなんで(笑)

●麻雀で、もしも安倍さんがやるならどっちの勝負? 自腹で100万円を掛けての勝負か、脱衣麻雀勝負?

えぇ~……100万円の方です! (どうして?)だっていつかは返済できるかもしれないですし (笑)。

●ドラマの中でいろんな温泉に行ってますが、温泉は好き?

温泉は嫌いだったんですよ! 長風呂が苦手で、クラクラしちゃうんですよ、中学生の時に“のぼせ”を経験して、そのトラウマがずっとあって「食わず嫌い」って感じで。でも、不眠症で挑んだ撮影で実際に温泉に入ってみて、むくみも取れるし、血行も良くなるし、良く寝れるなぁ~って感じて「温泉っていいな!」って考えが変わりました(笑)。

●どんな温泉の水質が好み? 入ってみたい温泉は?

なんかテレビで見たんですけど“ワイン風呂”ってあるらしいですね。美容に良いらしくて……(それは温泉じゃないですよね?スーパー銭湯ですか)ハハハ、そうです!楽しそうって思いました(笑)。

●ドラマに登場する風情ある温泉旅館は?

素敵です! もともと大阪の田舎の方の出身なんですよ、だから普通に田んぼとかもある環境で育ってきて、このお仕事を初めてから上京してきたんです。東京って見上げても「ビルビルビル」って感じで、たまにすごく癒しが欲しいなって感じる時があるし、落ち着きたい! そんな時に撮影で地方の温泉に行けて、すごく心も休まりました。

●最後にドラマの放送を待っているファンの方へメッセージください

私は劇団4ドル50セントでデビューさせて頂いて、舞台がメインの活動だったんですけど、今回は初主演で、映像のお仕事、しかも初麻雀でと、初めての体験をたくさんさせてもらいました。そしてスケジュールもすごくタイトだったんですよ。だからスタッフさんも私たちもヘトヘトで、本当に頑張ってみんなで作った作品なのでいろんな方々に見て頂きたいと思います。

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