【スターダム】朱里が渡辺桃を下しV2 新技2連発でKO 次はAZMだ

玄武で渡辺(手前)からギブアップ勝ちした朱里

30日の女子プロレス「スターダム」高田馬場大会で、SWA世界王者の朱里(31)が渡辺桃(20)を下し、V2に成功した。

試合はともにキックを得意とする者同士による骨太の打撃戦となったが、最後はテキーラサンライズを耐えた朱里が「流炎」(変形サイドバスター)から「玄武」(変形スリーパー)と新技2連発でギブアップを奪った。

試合後は「桃、痛いしやっぱつええよ」と挑戦者を絶賛。その上で「SWAの価値を上げるための次の防衛戦の相手を見つけたいんだけど…。あ、思い出した。うち、5☆STAR GPで1人負けた人がいた。AZMちゃん!」と次期挑戦者を指名。

AZMから「もちろんです。でも私、(3月3日の)日本武道館でハイスピードの防衛戦をしたいのでそれ以外でぜひ」と返答されるとこれを受け入れ、同門のジュリア(26)が持つワンダー王座戦との同日開催を提案した。

その理由について「SWA自体が赤(ワールド王座)と白(ワンダー王座)に隠れてしまっているのが悔しい」と、自らが持つベルトへの愛着ゆえだと力説。

さらに10日のシードリング・新木場1stRING大会に出撃し、高橋奈七永(42)、中島安里紗(31)組と対戦する渡辺桃、飯田沙耶(23)組のセコンドに付く意向も表明し「これはユニットの問題ではなく、スターダム全体の問題だと思うから」と話した。

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