アンミカ 蓮舫議員の首相〝詰問〟に「存在感アピールタイム」「亡くなられた方に失礼」

アンミカ

モデルのアンミカ(48)が30日、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」に出演し、菅義偉首相を問い詰めた立憲民主党・蓮舫議員に疑問符を付けた。

27日の参院予算委員会で蓮舫議員は、自宅療養中、もしくは宿泊療養中に亡くなった人が29人いることに「29人の命、どれだけ無駄になったんでしょうか。総理、その思い分かりますか?」と質問。

菅首相は「そこは大変申し訳ない思いであります」「心から、大変申し訳ない思いであります」と繰り返したが、蓮舫議員は「そんなメッセージだから国民に危機感が伝わらないんですよ。あなたは総理としての自覚、責任感を言葉で伝えようとする思いはあるんですか?」と〝詰問〟。菅首相は「失礼じゃないでしょうか」と気色ばんだ。

この蓮舫議員の質問にアンミカは「存在感アピールタイムに使われた」と指摘。ただそれよりも「『無駄』っていう言葉遣いの方が、亡くなられた方に失礼じゃないか。それが気になって。もし菅さんの言葉足らずを責めるのであれば、その例えじゃなくてよかったと思うんですよ。在宅で亡くなったことを出さなくても、他のところがあったんじゃないかなと思う」と批判した。

その上で「今戦うべきはコロナであって、野党の方もいろいろ提案しながら、意味のある一石を投じるというか、建設的な話で批判が飛び交うっていうのはあってもいいと思うんですけど『そこか?』っていうところが、嫌な気持ちになって」とコメント。

結果的に菅首相の答弁を「『僕も悩んで悩んで』って胸の内を吐露された。私たちも言わせてもらうことはあるが、決める側もいろいろあるんだな、という気持ちで見てた」と評価した。

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