ギリシャメディア「iNPAOK」は、元日本代表MF前園真聖氏(47)が1999年に同国1部PAOKの練習に参加した当時の写真とともに、同クラブに加入した同MF香川真司(31)への期待を語ったと報じている。
同メディアは「マサキヨ『香川はPAOKを経て代表チームに』」との見出しを付け、かつて本拠地のテッサロニキで入団テストを受けたものの、本契約には至らなかった経緯とともに、前園氏が香川とPAOKについて語ったという。
「香川はついにチームを見つけたが、彼が日本の代表チームに戻りたいのなら、ギリシャでシーズンを通して活躍しなければなりません」
「彼は日本代表にとって必要な選手です。彼のスキルだけでなく、彼の経験でクボ(久保建英)のような若い選手を助けることができるからです」
さらにチームについて「私はPAOKでテストを受けましたが、契約は取れませんでした。それでもファンが素晴らしかったことを覚えています! スタジアムはギリシャで最もホットなスタジアムの一つです」などと紹介したと伝えたが、くしくも先日、本紙が報じた前園氏のコメントとほぼ同じ内容だった。
また、香川に関しては「半年のブランクがあったとは思えない数値を出している」と、すでに臨戦態勢にあると伝えており、デビュー戦となる31日(日本時間1日)のパネトリコス戦に向けて準備は整っていると報じている。