ビートたけし PCR検査陽性なのに自宅療養解除に驚く「結構アバウト。大丈夫かな」

ビートたけし

タレントのビートたけし(74)が30日放送のTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」に生出演し、新型コロナウイルスに感染後の判断基準に疑問を呈した。

この日の東京都の感染者数は769人。

先週、同番組では新型コロナウイルスに感染した番組スタッフの隔離生活の様子を紹介。この日は10日間の隔離生活を終えた同スタッフのその後の様子を紹介した。

番組スタッフの男性は、せきや呼吸器の症状はないものの、味覚症状がまだ治らない状態。PCR検査の結果も陽性だった。これに男性は少し驚いた様子だったが、保健所に電話すると「PCR検査は死んだウイルスを拾ってしまう場合があり、陽性の反応が出てしまうこともある。呼吸器症状がないということで自宅療養を終了させても良い」との指示を受けていた。

VTR後、たけしは「なんか結構アバウトだねこれ。あれだけで決めちゃっていいの?」と疑問を投げかけた。

これに番組MCの安住紳一郎アナウンサーは「PCR検査は10日間隔離した後でも陽性になるそうです。10日間隔離した状態であれば、そのあとは普通の生活に戻っていいということで、逆に10日間の療養後にPCR検査を受ける必要はないんですよね」と説明。

それでもたけしは「あ、そうなの?なんか不安になってきちゃったな。大丈夫かな」と、ふに落ちない様子だったが、「じゃあ今の芸人なんかみんなOKだな。みんな10日以上仕事ないんだもん。みんな健康だよ。お笑いは」とジョークを飛ばした。

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