天皇陛下の誕生日会見で「小室圭」質問の不穏 却下に動く宮内庁と雅子さま

音沙汰なしの小室圭さん

秋篠宮眞子さま(29)と小室圭さん(29)の婚約延期発表から間もなく3年が経過する。

2017年9月に婚約内定会見したものの、同年末に女性誌で小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚。世論を鑑みて婚約を延期したが、事態は進展の兆しはない。宮内庁の西村泰彦長官は昨年12月、定例会見で小室家に「説明責任を果たすべき方が果たしていくことが極めて重要」と異例のメッセージを送ったが、それもどこまで〝効果〟があるか…。皇室ライターの話。

「小室家の代理人は長官の言葉を受け『近いうちに何らかの形で(解決策を)提示する』としていますが、具体的な話は漏れ伝わってきません。結局は2年前に小室さんが出した金銭トラブルは『解決済み』という主張を繰り返すのではないでしょうか」

そんななか、2月23日に誕生日を迎える天皇陛下の記者会見がにわかに注目を集めている。会見はリアルタイムで行われるわけでなく、事前に担当記者との間でやりとりし、それを誕生日当日に公開する形を取る。その際の質問は幹事社がまとめ、宮内庁に提出するのだが、その中に眞子さまの結婚問題に関するものが含まれているという。一部週刊誌ではそこで陛下が言及し、2人の結婚が進展すると報じられているが…。

前出ライターは「たしかに2人の結婚は秋篠宮家だけの話ではなく、国民的関心事。ただ、コロナ禍で人々が苦しんでいる時にわざわざその話を持ち出すでしょうか。宮内庁もすべての質問を採用するわけではありません。却下される可能性の方が高いと思います」と語る。

実は宮内庁内部において〝小室問題〟の位置づけは低い。内部に精通する関係者によれば「ほかにも重要な皇室行事はあるわけですから、小室問題ばかりに時間を割くわけにはいきません。2年もダラダラ続いており、本音は『結婚でも破談でもいいから、とにかく早く片付いてくれ』。これ以上の騒ぎは勘弁こうむりたいのです」と明かす。

雅子妃の存在も大きい。雅子妃はかねて眞子さまの将来を案じ、見守ってきた。会見で結婚問題に触れれば、再びハレーションが起きるだけに「余計なことは一切口に出さないと思います」(同)という。

現在ボールがあるのは小室家。いまは代理人の言う〝何らかの形〟を待つしかないようだ。

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