里崎智也氏が後輩・佐々木朗希に激励の喝「ピッチングの緩さが気になる」

里崎智也氏(左)と佐々木朗希

野球解説者の里崎智也氏(44)が24日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート生出演。プロ野球・千葉ロッテに所属する〝令和の怪物〟佐々木朗希投手(19)へ激励の「喝」をお見舞いした。

2019年に岩手県立大船渡高校から鳴り物入りで、ドラフト1位として入団した佐々木。一方で体力不足を露呈し、昨季の公式戦登板はゼロに終わった。

沖縄・石垣市で先乗り自主トレに参加している佐々木は、29日にブルペンで捕手を立たせて21球を投げた。元ロッテの里崎氏は「今の自主トレのピッチングの映像を見てても、なんか調整が遅いなってところがある」と指摘。

里崎氏は昨シーズンの佐々木の調整法に言及。「去年は1年間、トレーニングしていた。オフシーズン休む選手というのは1年間頑張った選手。そのなかでプレーしていない佐々木は1年間体力づくりをして、2年目の今年は2月1日から勝負の年だと僕は思う」と佐々木の覚悟の面を説いた。

「まだあのピッチングの緩さっていうのは気になりますよね」と里崎氏。MCのタレント・関口宏(77)から「厳しいな~」と投げかけられると「ロッテの先輩としては激励の、今のままではダメだぞっていう〝喝〟をあげたい。期待の上ですからね」と怪物の覚醒に向けてハッパをかけた。

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