キンコン西野 改めて〝円満退社〟を強調「僕の活動が変わってきたということ」

キングコング・西野

30日付で所属する吉本興業とのマネジメント契約を解消したお笑いコンビ「キングコング」西野亮廣(40)が31日、大阪市内で取材に応じた。

自身が製作総指揮・脚本・原作を務める公開中のアニメ映画「えんとつ町のプペル」の鑑賞に訪れた西野は「僕の仕事がスパンの長いものが増えてきた。吉本興業のマネジャーって1年おきとかに変わるんですが、変わると情報共有だとか熱量の違いが出てきていて、『難しいよね』って話は4年くらい前から話していた。今までの〝退所〟のイメージがあまり良くないんで、ファンの方が余計な心配してしまうかも」と〝円満退社〟を強調した。

西野の構想に吉本が付いてこれなくなったのかと聞かれると「そもそも吉本はお笑い芸人を取り扱う会社ですし、それに対して僕がついて来いというのは乱暴。僕の活動が変わってきたということ。会社に責任があることは全くない」と否定した。

西野といえば、吉本興業の大﨑洋会長(67)と食事をともにする仲だが、「大崎さんが嫌いと言い出したら分からないけど、僕は好きですし、誰かと誰かの関係が壊れたみたいなこともない」と人間関係の悪化も否定。続けて「自分は吉本興業に育てられたし、恩返ししていきたい」と語った。

独立後の勝算については「前から外部のマネジャーを雇って自分の会社はやっていたし、吉本興業所属ではなくなるだけ。テレビにめちゃくちゃ出てたわけでないし、活動内容もあまり変わらないと思う」と話した。

昨晩には相方の梶原雄太(40)と公式ユーチューブチャンネル「毎週キングコング」の収録を行っており、梶原からは「『辞める辞める詐欺やと思ってたら、ホンマに辞めんのかい!』とめちゃくちゃ笑われました」と明かした。梶原に吉本を退社する意思はなく「キングコング」の活動などはこれまで通り続けていくという。

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