沖縄警察学校 長期課程の約40人が卒業

 うるま市の県警察学校(砂川淳校長)で29日、初任科長期課程第41期の卒業式が行われた。約10カ月の教養期間を終えた40人近くの卒業生に卒業証書などが授与された。

 新型コロナウイルス感染予防のため規模を縮小して式を開いた。県警の日下真一本部長は「県民のために熱意を持って仕事をしてほしい。警察への信頼感が社会の安定を支えている」と訓示した。

 卒業生の廣岡愛さん(19)は「小さな子どもや女性など、相談できにくい環境にいる人たちに寄り添える警察官になりたい」と目を輝かせた。卒業生は県内の各署に配属される。

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