リバプールがコロナ変異種の影響でCL延期の可能性 ドイツが英国からのフライト禁止で

南野拓実

イングランド・プレミアリーグのリバプールが、英国内で新型コロナウイルス変異種が蔓延している影響で2月17日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のライプチヒ(ドイツ)戦が延期される可能性が出てきた。

英紙「デーリースター」は「リバプールはライプチヒと対戦する予定だが、ドイツ政府が新型コロナの感染対策により2月17日までの英国からのすべてのフライトを禁止した」と報じ、同日にライプチヒのホームで行われる試合の開催が不透明になっている。

同紙は延期の可能性のほかに「中立地の会場で第1戦を行うか、第1戦と第2戦の会場を入れ替えて開催する可能性がある」と選択肢があると指摘したが、各国とも入国規制を強めている状況や、第1戦の会場を入れ替えてもライプチヒ側が英国から帰国後の検疫措置で今後問題が出る可能性もあり、困難な状況に直面している。

CLではイングランドからマンチェスター・シティーやチェルシーも決勝トーナメントに進んでいるほか、感染が深刻化している状況から他国クラブも今後影響を受けることも考えられ、厳しい大会運営を迫られそうだ。

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