大自然の中で桜を見よう!北海道のお花見スポット7選

北海道でお花見しよう

日本の最北端にある北海道。雄大な自然と、新鮮な食材を使ったグルメを楽しめるのが魅力です。

北海道は日本でもっとも寒い地域であり、桜の開花は東京より1カ月ほど遅い4月下旬頃から始まります。

開放感のある広々とした場所で桜の木々を眺めることは、北海道だからこそできる体験です。今回はそんな北海道のお花見スポットを7つ紹介します。

例年の桜開花日、満開日

北海道内での例年の桜の開花日、満開日は以下の通りです。

目次:

1.広大な敷地で桜を楽しめる「モエレ沼公園」(札幌市)
2.桜を上から見渡せる「五稜郭タワー」(函館市)
3.桜の種類が豊富な「松前公園」(松前郡)
4.一本道に並ぶ桜が美しい「静内二十間道路」(日高郡)
5.山々を遥かに望む「朝日ヶ丘公園」(富良野市)
6.夜景も美しい「天狗山」(小樽市)
7.動物園が横にある「旭山公園」(旭川市)

1.広大な敷地で桜を楽しめる「モエレ沼公園」(札幌市)

モエレ沼公園」は、北海道最大の都市札幌市にある、敷地面積188万平方メートルもの広大な公園です。

幾何学的な形の山や噴水、遊具などがあり、通常の公園とは一線を画すユニークさが特徴。世界的に著名な彫刻家、イサム・ノグチ氏が基本設計を手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもと造られました。

まるで現代アートのようなデザインの遊具や施設などが点在し、子どもはもちろん、大人の感性も刺激してくれます。

また、春には桜が咲き、夏には水遊び場や噴水などの施設がオープン、秋は紅葉を、冬は一面の雪景色の中でクロスカントリーやスキーやソリを楽しめる、四季を存分に味わえる公園でもあります。

モエレ沼公園のお花見スポットがその名も「サクラの森」です。13万平方メートル以上にもなる敷地に咲く約1,900本の桜を見渡すことができます。

サクラの森には、桜の木だけでなく、森の中に隠されるように7つの遊具エリアがあります。遊具は全部で126基。どれもカラフルで、子どもたちの好奇心を掻き立ててくれます。

公園全体を見渡すことができる、モエレ山もオススメです。山頂部分は展望台となっていて、「サクラの森」の桜はもちろん、札幌市内全体を見渡すこともできます。高さは53メートル、10分ほどで登り切ることができるので、子ども連れでも安心です。

たくさん歩いてお腹が空いたら、公園の文化施設である「ガラスのピラミッド HIDAMARI」へ。北海道の新鮮な素材を使ったフレンチレストランが入っています。ほか、太陽の光いっぱいの休憩スペースやギャラリー、ショップも入っています。

お花見とともに、自然や太陽の恵みをたっぷり感じられるモエレ沼公園は、大人も子どもも存分に楽しめるスポットです。

2.桜を上から見渡せる「五稜郭タワー」(函館市)

函館市にある「五稜郭ごりょうかくタワー」は北海道で有名な展望台です。展望台からは、星のような形をした五稜郭公園を見渡すことができます。

桜の名所としても知られていて、園内には約1,600本の桜が咲き誇ります。

春は展望台からの眺めもピンク色に様変わり。展望台には五稜郭の歴史が学べる展示スペースや、強化ガラスで床の下が見える「シースルーフロア」も。

施設内にはレストランやカフェスタンド、ジェラートショップなどもあるので、ゆっくり景色を楽しめますね。

3.桜の種類が豊富な「松前公園」(松前郡)

北海道南部にある松前郡松前町は、北海道では唯一の城下町。「松前公園」には、松前のシンボル松前城が立ち、公園全体が桜の名所として知られています。敷地内には城郭のほか、当時の屋敷を再現した観光施設「松前藩屋敷」も含まれています。

松前城は「桜の里」とも言われています。その理由は、桜の種類。春にはなんと250種、1万本もの桜が咲くのです。品種によって満開になるタイミングが異なるため、こちらでは約1か月もの間、桜を鑑賞できます。

見ごろになると「松前さくらまつり」が開催され、武者むしゃ 武装した侍のことのパレード、舞踊などさまざまなイベントも繰り広げれらます。

高台にある第二公園は、公園全体や津軽海峡つがるかいきょうを見渡すことができる絶景スポットとなっています。

2021年の「松前さくらまつり」の開催情報については、函館市の観光公式HPをご覧ください。

4.一本道に並ぶ桜が美しい「静内二十間道路」(日高郡)

直線で約7キロメートル、3,000本もの桜並木の風景を見られるのが「静内二十間道路(しずないにじゅっけんどうろ)」。

1916年から3年を費やし、近隣の山々から桜が移植されました。今では次世代に残したい北海道のスポットとして「北海道遺産」にも選ばれ、日本屈指の桜の名所として親しまれています。

5月上旬から中旬には桜並木をひと目見ようと全国から約20万人もの観光客が訪れます。バスの本数が少ないため、静内駅近くで1泊するのがオススメです。

5.山々を遥かに望む「朝日ヶ丘公園」(富良野市)

日本百景の1つに選ばれたことのある「朝日ヶ丘公園」。山頂からは富良野盆地や十勝岳連峰を見渡すことができます。

春になると約3,000本のエゾヤマザクラが咲くため、大勢の人でにぎわいます。公園がとても広いため、ピクニックにもオススメです。

6.夜景も美しい「天狗山」(小樽市)

北海道三大夜景で有名な「天狗山」では、春になると樹齢100年を超える一本桜、「天狗桜」を見ることができます。角度によってはハートの形に見えるかもしれません。

桜の後ろには小樽市が広がっており、景色がとても美しいです。

7.動物園が横にある「旭山公園」(旭川市)

夏はピクニック、秋は紅葉狩りなど季節によってさまざまな楽しみ方ができる「旭山公園」。春はもちろん、お花見を楽しめます。1,000本から始まった桜は現在では3,500本になり、公園をピンク色に染めます。

夜はライトアップされ、幻想的な桜を見られます。

旭山公園は旭山動物園に隣接しているため、きれいな桜とかわいい動物たちの両方を楽しむのはいかがでしょうか。

まとめ

豊かな自然と爽やかな景色を楽しむことができる北海道の花見スポット。ゆっくり深呼吸しながら桜を鑑賞したくなるでしょう。

高速バス・夜行バスで旅しよう!最安値でチケットを探す

© 株式会社MATCHA