公明・遠山氏が辞職届提出「政治の信頼傷つけた」 次期衆院選、神奈川6区含め不出馬

会見で自身の不祥事を謝罪し、議員辞職を表明した公明党の遠山清彦氏=1日午前11時10分ごろ、国会内

 公明党の遠山清彦氏(衆院比例九州)は1日、大島衆院議長に議員辞職届を提出したことを明らかにした。国会内で会見し、「国民の政治への信頼を深く傷つけた。本当に申し訳ない」と謝罪した。次期衆院選神奈川6区の公認予定候補に内定しているが、遠山氏は「6区を含め、次期衆院選に出馬する考えはない」と語った。

 遠山氏は、先月22日深夜に東京・銀座のクラブで会食していたと週刊誌で26日に報じられた。29日には、自身の秘書のキャバクラ支出が判明し、党幹事長代理を辞任した。

 遠山氏は参院当選2回、衆院当選4回。外務政務官や財務副大臣を歴任した。比例九州から神奈川6区への転出決まり、昨年7月に公認されていた。

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