アーチー君の出生証明書から母親メーガン妃の名前削除 王室の独断か

ヘンリー王子(左)とメーガン妃(ロイター)

ヘンリー王子&メーガン妃の長男アーチー君の出生証明書を巡り、母親の名前が変更されたことが発覚。同妃側は先月31日(日本時間1日)、証明書から「レイチェル・メーガン」という同妃の名前が削除されたのは、英王室の独断だったとする見解を示した。

英紙サンは先週末、アーチー君が誕生した2019年5月6日の直後に提出された出生届に、修正が加えられていたとの証明書を入手。メーガン妃の名前の表記が変更されたことを発見した。

記事によると、修正されたのは同年6月5日。母親の名前「レイチェル・メーガン」が削除され、「サセックス公爵夫人妃殿下」とだけ記されていた。父親名は「ヘンリー・チャールズ・アルバート・デービッド・サセックス公爵殿下」となっていた。

サン紙は故ダイアナ妃が自身について、常に「ウェールズ公妃殿下」という称号のみを使用していたことから、ヘンリー王子の意向でメーガン妃についても、それにならったのではないかと指摘した。

これについて同妃の広報担当は31日、王子夫妻が変更を申請したことは一切なく、王室による独断で行われたと主張。

一方、サン紙の報道のように、「メーガン妃が出生証明書や公的書類からあえて名前を削除したのではないかとする〝専門家〟の推測は非礼であり、失笑を禁じ得ない」とした。

同広報担当はまた、義理姉であるウィリアム王子の妻、キャサリン妃によるメーガン妃への嫌がらせで名前を削除したとする邪推についても「あり得ない」として一蹴した。

英王室はこの件について声明を出していない。

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