2021年フルモデルチェンジ!? VW 新型ゴルフは超高級車にも負けない先進的な車内に注目せよ

VW(フォルクスワーゲン) ゴルフといえば、世界中で売られている実用的なハッチバック車のお手本のような存在で、モデルチェンジのたびに大注目を集める。8代目となる新型ゴルフは、2019年よりドイツ本国はじめ欧州諸国で売られている。しかし日本では2021年1月末時点で未だ正式な導入日が決まっていない。国内の多くのゴルフファンも、新型登場を今か今かと待ちわびている状況だ。今回は、2021年の早期導入が期待される新型ゴルフをご紹介。中でも、特に進化した車内を中心に見ていこう!

フォルクスワーゲン ゴルフ 8 欧州モデル

わずかにボディサイズ拡大

VWの新しいエンブレムデザインを採用する第一弾モデルだ

VW 新型ゴルフの3サイズは全長4285mm×全幅1790mm×全高1455mmである。現行モデルと(全長4265mm×全幅1800mm×全高1480mm)比べると全長20mm、全高25mmそれぞれ拡大している。

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注目のパワートレインはガソリン、ディーゼル、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、天然ガスとドイツ本国では5種類をラインアップしている。おそらく日本へは天然ガス仕様は導入せず、しばらくは内燃機関モデルを。その後に電動化車両を導入するのでは? との見方が濃厚だ。

ボタンほぼなし! コンパクトカーの域を超えた車内がスゴい

現行モデル同様にメーターも液晶タイプに。ステアリングはTクロスなどにも採用されている握りやすい太めのモノに

そして新型ゴルフでもっとも注目すべきはインテリアだ。2枚の超ワイドディスプレイを連続的につなげ、物理ボタンをほとんど廃止している。これに伴って音声操作機能を拡充。「ハロー VolksWagen」と声をかけて曖昧な会話での操作も可能だ。またオプションでアマゾンアレクサにも対応しており、これを融合して使えるため、ほとんど全ての操作が音声で行えるのだ。

ポルシェ 911のシフトに酷似した小さなシフトノブを採用するなど、現行モデルから大幅なイメージチェンジを図っている。

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ゴルフ大幅レベルアップで追従するライバルにも注目!

ライトの操作パネル

ゴルフに限らず、これまでVWの各モデルはヘッドライトなどの操作盤はダイヤル式を採用していたが、新型ゴルフは全てボタン式に。エアコンやオーディオの操作はタッチや指をスライドさせることで調整するタイプとなるなど、これまでのVW車とは一線を画す仕上がりなのだ。

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これまでのモデルとは異なった先進的な車内、さらには音声操作など、一段と進化した新型ゴルフ。今後追従するライバル車はゴルフの牙城を崩すべく、あの手この手で挑戦してくるはずだ。加えて、よりコンパクトなクラスにも、音声認識機能が一気に普及する起爆剤にもなりそうだ。

ともあれ新型ゴルフの日本導入を一日でも早く実現してほしいところ。8代目ゴルフが切り開くインフォテインメントシステムの革新性。このあとに追従するメーカーは、一体どこになるだろうか。

【筆者:MOTA編集部】

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