V6・井ノ原快彦が「みんなのうた」60周年プロジェクトのアンバサダーに就任

V6の井ノ原快彦が、NHKの「みんなのうた60」プロジェクトのアンバサダーを務めることが発表された。

これまで60年にわたり、それぞれの時代に寄り添った歌をおよそ1500曲も届けてきた「みんなのうた」。60年を迎える今年、「みんなのうた60」プロジェクトとして、1年間番組やイベントなど、さまざまな形で「みんなのうた」の魅力を徹底的に伝えていく。

そして、そのアンバサダーを務める井ノ原は、V6のメンバーとして、1997年に「みんなのうた」でおなじみの「WAになっておどろう」をカバーし、大ヒットを記録。そして2017年には「みんなのうた」がきっかけで、気になるクリエーターに楽曲制作を依頼し、その楽曲が「みんなのうた」で採用され、V6として「太陽と月のこどもたち」を歌った。大人も子どもも口ずさめる「みんなのうた」が大好きだという井ノ原が、60周年のアニバーサリーイヤーにその魅力を全力でアピールしていく。

「今回アンバサダーを務めさせていただきますが、肩肘張らずに、みんなの心に届くような番組になったらいいなと思います」と期待する井ノ原は、「事務所に入って間もない頃、仲間たちと楽屋にいた時、僕が『北風小僧の寒太郞』を口ずさんだら、何人かが『寒太郎!』って追っかけの部分を歌ったんです。生まれた場所も育った場所も全然違うのに、みんなが知っている歌があるというのは、本当にすごいことだと思いました」と番組から広まった楽曲の思い出を語る。

続けて「V6としてはAGHARTAが歌った『WAになっておどろう』をカバーさせていただき、多くの方に知っていただけるきっかけになりました。実は、個人的にクリエーターの方もチェックしています。『すっぽんぽんぽん』を担当されたシンガー・ソングライターの岩崎愛さんがすてきだと思い、17年に『太陽と月のこどもたち』を制作していただき、『みんなのうた』でV6として歌わせていただきました」と番組との関わりが深いことを伝える。

そして「今、日本中、世界中が大変な状況にありますが、きっと皆さんのそばには歌があり、その歌のおかげで、楽しかった頃を思い出したり、これから先頑張っていこうという気持ちになれたりするはずです。そんな歌が、60年、1500曲も生み出されたわけですから、見るだけで元気になれるような番組になったらいいなと思います」と抱負を述べた。

NHK Eテレでは、井ノ原が出演する「みんなのうた60キックオフ特番(仮)」(午後7:00)を2月27日に放送。「みんなのうた」60年の歴史を振り返り、番組にゆかりのある多くの歌手・クリエイターや意外な人物が登場する。また、大物歌手が初めて「みんなのうた」で書き下ろし(?)をした楽曲が、番組内で発表される。出演は、上白石萌音、古坂大魔王、ヒャダイン、森山良子ほか(五十音順)。4月以降も、井ノ原出演の特別番組が放送される。

また、思い出すと笑ってしまう、聴くたびに涙してしまう…など「みんなのうた」にまつわる、思い出やエピソードを番組HP(https://www.nhk.or.jp/minna/)にて募集中。ちょっと曲名が思い出せなくても大丈夫!「みんなのうた」HP・思い出募集画面の「うた一覧(年代)」「歌手名、作詞・作曲者名、キーワード」から検索をして、応募することができる。

© 株式会社東京ニュース通信社