【大相撲】初Vの大栄翔が稽古再開 リフレッシュ期間は愛犬「チロル」と再会

稽古を再開した大栄翔

大相撲初場所で初優勝を果たした幕内大栄翔(27=追手風)が1日、埼玉・草加市の部屋で稽古を再開した。四股やテッポウ、ぶつかり稽古などで汗を流し、3月場所(3月14日初日、東京・両国国技館)に向けて「ここからしっかり体をつくっていこうと思う」と語った。

初の賜杯を手にしてから1週間。後援会関係者との食事などで地元の埼玉・朝霞市には31日の1度だけ足を運び「駅とかにも横断幕出してもらって。市役所を車で通ったときにも幕を下げてもらっていたので、改めて地元でも盛り上がってもらって良かった、うれしいなという感じ」と祝福ムードを味わった。

実家に帰ることはできなかったようだが、家族とは「(地元テレビ局の)取材のときに来ていたので会いました」

また、その際に愛犬のチロル(タイニー・プードル)とも再会。本場所中は画像や動画で癒やされていた大栄翔は「(優勝)報告というか、一緒に戯れました。忘れられていなかった? 多分覚えててくれたと思います。自分の感覚では喜んでくれてたのではないかなと思います(笑い)」と、つかの間のリフレッシュを楽しんだ。

そんなチロルとの出会いはペットショップでの〝一目惚れ〟だったようで、命名理由については「チョコ色なのでチロルチョコから付けました」と明かしている。

今後はV力士として周囲の警戒レベルが上がりそうだが、大栄翔は「そうなると思う。それ以上に自分が厳しい相撲を取れるように、稽古場からやっていきたいと思います」と気を引き締めた。

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