千鳥の「相席食堂SP」でM-1ファイナリストが激突。「VTRが濃過ぎて胸焼けしました」

ABCテレビで放送中の、千鳥がMCを務める「相席食堂」(火曜午後11:17、関⻄ローカル)が⼀夜限りの全国ネット放送でゴールデンタイムに進出。テレビ朝日系で2月2日に「『相席食堂』一夜限りのゴールデンSP」(午後6:45。一部地域除く)を放送する。収録を終えた千鳥が見どころを語った。

同番組は、番組開始から3年となり、有名芸能人が全国を訪れ、地元の人といきなり“相席”する、予測不能な行き当たりばったりの“相席旅”を、千鳥がスタジオで見守りながらツッコミを入れる新感覚の旅バラエティー。番組最大の魅力は千鳥のツッコミ。スタジオでVTRを見ながら、気になるところで“ちょっと待てぃボタン”を押し、VTRをストップさせる。そこからまるで千鳥の漫才のように絶妙な2人の掛け合いが始まり、どんな相席旅であってもお笑い純度100%の爆笑VTRへと生まれ変わる。

関西ローカルの番組だが、TVerやAmazonプライム等でも視聴が可能なため、若者を中心に全国的に高い支持を得たことで、今回新たなステージへ挑戦することとなった。今回のゴールデンSPでは、昨年末の「M-1グランプリ2020」のファイナリストが再び集結。王者・マヂカルラブリーはもちろん、アキナ、インディアンス、ウエストランド、おいでやすこが、オズワルド、東京ホテイソン、錦鯉、ニューヨーク、見取り図の全10組が、漫才ではなくロケで激突する。

審査するのは、ロケの達人でもあるMCの千鳥。ロケの面白さをはじめ、話の引き出し方やグルメリポートまで、すべてを総合的に判断し、ノブと大悟がそれぞれ100点、合計200点満点で採点して王者を決定する。10組の審査に思わず「すごいな相席食堂ゴールデン」「これはもう『M-1』と一緒」と本音を漏らした千鳥。果たしてロケ王者に輝くのはどのコンビなのか!?

今回「M-1」ファイナリスト10組が行ったロケは、コンビどちらかの地元を巡る、故郷への凱旋旅。思い出の味やスポットはもちろん、恩師や家族なども登場し、青春時代の思い出から「芸人のルーツ」をひもといていく。母子家庭で育った芸人親子の絆と、その陰で支え続けていた恩人。芸人になると伝えずに実家を出た男が、7年ぶりに父親と再会した時に一体何を語るのか? いつもとは一味違う心温まる感動秘話も飛び出す。

そして、VTR鑑賞中に起こった怪奇現象…大悟がモニターに映ってはいけないものを発見し、収録中止に!? 2時間ノンストップで笑いと感動が交互に訪れる、一夜限りのゴールデンSPは見逃せない。

千鳥・ノブは「初の全国ネット、しかもゴールデンということで、スタッフも気合が入り過ぎたんでしょう。VTRが濃過ぎて胸焼けしました(笑)。ただ、全く深夜のノリと変えずにやっているので、反応が楽しみです」と期待のコメント。

さらに「今、注目の高い『M-1』戦士10組のロケは、メチャクチャ面白いシーンがありました。それと相反して、めちゃくちゃスベッてるシーンも(笑)。普通、めちゃくちゃスベッてる瞬間って、ゴールデンの番組では絶対にカットしますけど、丸々使われてますから(笑)。お茶の間が気まずくなるくらい面白くない瞬間もあるので、そのへんも包み隠さない『相席食堂』を見てほしいですね」と明かし、アピールした。

大悟は「僕とノブは何も気にせず、たぶん、いつも通りやったと思います。それがどう受け入れられるのかは、確かに楽しみですね。それより、ゴールデンになったからと、慌てふためいていたスタッフの方が、今後心配です(笑)」と笑う。

そして、「VTRはいつもどおりで、面白かったですし、これで『いいよ』という結果が出ちゃった場合の方が怖いですね。普通なら、全国ネットのゴールデンに行きたいという意気込みで番組はやるものなんですが、『相席食堂』に関しては…そんなにないんです(笑)。年に1、2回全国でやって、『大阪で面白う番組やってるけど、(全国で)やってくれればいいなあ』って思われ続けながら、大阪の深夜でやっていきたいですね」と冷静に分析しつつ、番組への愛着をにじませた。

なお、全国ネット同⽇の関西ローカルのレギュラー放送では、「ゴールデン延⻑戦SP」をオンエア。千⿃が驚がくした「マヂカルラブリー空⽩の8時間事件」の全貌が明らかに。さらに、関東地区のみで午後6:45〜7:00に放送された幻の15分もプラスオンされる超超スペシャルな1時間をおくる。

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