巨人・坂本勇人が田中将大との五輪共闘を熱望「一緒のチームで日の丸を」

東京ドームでキャンプインした坂本

巨人の主将・坂本勇人内野手(32)が1日、楽天に復帰した田中将大投手(32)との東京五輪での共闘を誓った。

この日、S班として東京ドームでキャンプインした坂本は「正直、変な感じはしますね。家から通うという」と苦笑い。それでも「監督の方から、少しゆっくりやってくれと。場所はどこだろうが信用してもらっているので、いい時間にしたい」と前を向いた。

ビッグニュースにも刺激を受けた。小学校時代にバッテリーを組んでいた田中将の8年ぶりの楽天復帰にGの主将は「僕は同級生でもあり、僕たちの世代でずっと先頭で引っ張ってくれた選手でもあるので、日本に帰ってくるのは日本球界にとってもすごくうれしい。個人的にもうれしいことですし、また日本プロ野球がいい形に盛り上がっていくように頑張りたい」と気合を入れた。

さらに東京五輪への出場に田中将が強い意欲を示していることについて問われると「もちろん一緒のチームで日の丸を背負って戦えたら、それは一番いいこと」と共闘を熱望。続けて「まずは(自分が代表に)選ばれるか分からないので、そのためにもいい状況にこのキャンプでしたいなと思います」と言葉に力を込めていた。

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