壱岐高生が成果展 発想豊か現代アート24点

現代アーティストの指導を受けて作品を制作した壱岐高美術部の生徒たち=壱岐市、小金丸幾久記念館

 長崎県立壱岐高の美術部や書道部の生徒らが現代アーティストの指導を受けて制作した作品を展示する「成果展」が壱岐市郷ノ浦町の小金丸幾久記念館で開かれている。14日まで。入場無料。
 県の「長崎しまの国際芸術祭2020」の一環。昨年9月から計6回、生徒15人がアーティスト2人からオンラインで指導を受けた。会場には書作品16点、映像作品8点を展示。豊かな発想が表現された現代アートを楽しむことができる。
 「知らんけど」を書で表した美術部2年の堤由良さん(16)は「そのままではきつく聞こえる雰囲気を軟らかく表現した」。同部1年の岩永時和さん(15)は「現代アートに形はないと教わった。自分の中にテーマがあればいい。表現の幅が広がった」と話した。

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