リコール8割「不正署名」問題 高須氏への賛同者たちにも説明求める声続出!

高須克弥氏

ジャーナリストの門田隆将氏(62)が12日、ツイッターを更新。愛知県の大村秀章知事(60)のリコールを求める署名の8割以上が無効だったという報道について、懐疑的な見解をつづった。

門田氏は「大村知事リコールの名古屋市での署名で〝8割が不正だった〟と盛んに喧伝されている」とした上で「元々、住所記述で〝の〟を〝―〟と書いただけで弾かれる署名。これを無効でなく〝不正〟と書くのは正しいのか」と指摘。

さらに「また特定勢力が味方を装ってスパイを送り込み、故意に大量の不正署名をした可能性も囁かれている。徹底究明を」とつづった。仮に〝スパイ〟が介入していたとしても、有効な署名は2割弱の約7万人分程度で目標としていた100万人の賛同には遠く及ばない。

リコール運動は高須クリニック・高須克弥院長によって主導され、昨年6月の会見では趣旨に賛同する作家・百田尚樹氏、ジャーナリスト・有本香氏、武田邦彦中部大特任教授、政治評論家・竹田恒泰氏が同席した。さらに9月の会見に出席した河村たかし名古屋市長、デヴィ夫人らは、街頭での活動にも参加。大阪の吉村洋文府知事、松井一郎市長らもツイッターなどでリコール運動に賛意を表明していた。

ただ、賛同者たちは不正署名が報道された途端にリコール問題について〝沈黙〟を守っており、ネット上では「高須院長は晩節を汚したね。河村市長、吉村知事、百田、竹田、有本は関与してないの?」「新型コロナ対策をないがしろにして、リコールに邁進した河村名古屋市長の罪は重い」「リコール運動の発起人たちには、なんで8割方が不正なのか説明してほしいですな」といった声が続出している。

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