実現するの?「欧州スーパーリーグ構想」優勝賞金は635億円以上!

欧州CLの優勝賞金もかなりの額だが…(写真は昨年優勝のバイエルン・ミュンヘン=ロイター)

欧州各国のビッグクラブ連合が進めている〝欧州スーパーリーグ構想〟で仰天の優勝賞金が明らかになった。

現在欧州のビッグクラブのみが参加して開催されるスーパーリーグ構想が進められる一方で、これに反対する国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)が対抗策として〝スーパーチャンピオンズリーグ構想〟を計画していることが明らかになり、新リーグ設立へ向けた両者の主導権争いが激化している。

そうした中、先行していたスーパーリーグ構想が計画を実現させるために驚がくの〝実弾攻撃〟に打って出た。

スペイン紙「マルカ」やフランス紙「パリジャン」は大会の優勝賞金が「5億ユーロ(約635億円)以上になる」と報じた。英紙「デーリーメール」によると、米国の投資銀行大手JPモルガンチェースが支援して総額46億ポンド(約6600億円)の大会予算を見込んでおり、スポーツの大会史上最高額となる驚異的な優勝賞金を準備している。

大会参加チームは創設メンバーとして中心となる15チームに加え、毎年異なる招待枠の5チームを加えた20チームを予定。この構想を主導するスペイン1部レアル・マドリードの専門メディア「マドリードエキストラ」によると、中心の15チームはスペインからRマドリード、バルセロナ、アトレチコ・マドリード、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、リバプール、アーセナル、チェルシー、トットナム、イタリアからユベントス、インテル、ACミラン、ドイツからバイエルン・ミュンヘンとドルトムント、フランス1部パリサンジェルマンが想定されている。

まさに夢のリーグとなりそうだが、実現できるのか注目が集まる。

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