新日本プロレス1日の後楽園ホール大会で、〝スイッチブレード〟ジェイ・ホワイト(28)が電撃登場した。
この日はバレットクラブとケイオスが6人タッグ戦で激突。高橋裕二郎(39)を垂直落下式ブレーンバスターで沈めた石井智宏(45)を背後から襲撃したのは、今シリーズ名前が入っていなかったBCのリーダー・ジェイだった。馬乗りになってエルボーを叩き込むと、必殺のブレードランナーでKOしてみせた。
ジェイは1月5日東京ドーム大会でIWGPヘビー級、インターコンチネンタル2冠王者の飯伏幸太(38)に敗戦後のバックステージで「やめてやる! もうやりたくない」などと発言。6日東京ドームシティホール大会でも石井にフォール負けを喫し、1月中旬からは公式ホームページからプロフィルが削除されていたため一部で離脱もささやかれていた。本人の〝離脱匂わせ発言〟はともかくとして、信用第一のはずの公式ホームページの一件は一体どういうカラクリだったのか…?
早々の帰還を果たしたジェイは「まだ俺の時代は終わっていない。プロレス界は俺のものだ。ここにいる俺たちこそが正真正銘のバレットクラブだ」と復活宣言。「俺は目覚めた。俺は何も間違っていなかったと気付いたんだ。石井! お前のせいだ! G1クライマックスで潰しておけばよかった!」と、昨年のG1最終公式戦で優勝決定進出を阻まれた石井に対して宣戦布告した。
「新日本! 俺は戻ってきたぞ! どこへも行かない。至急、明日の試合カードを変更しろ! 石井が出るタッグマッチに俺も組め」と2日後楽園大会からのシリーズスクランブル参戦を訴えたジェイ。唯我独尊のスイッチブレードが、再び新日本マットの頂点を狙う。