節分のきょう2日(火)は太平洋側の天気は回復に向かうが、北よりの風が強まってくる。気温は全国的にこの時季としては高くなるものの、午後は一気に気温が下がる見通し。
また、北陸から北の日本海側では雪となり、ふぶきになる所もありそうだ。
気圧配置は冬型へ 次第に北風強まる
午前5時現在、西日本から北日本にかけて広く雨雲や雪雲がかかっている。 この雨雲は昼前には東に抜けて、太平洋側を中心に次第に晴れ間が戻ってくる見込みだ。
ただ、雨雲が抜けると日本付近は強い冬型の気圧配置となり、北陸から北の日本海側では平野部でも雪となる見通し。昼頃からは全国的に北または西よりの風が強まるため、雪が降る所ではふぶきになりそうだ。
また、晴れる所でも、沿岸部を中心に強風や高波に注意が必要となる。
気温高めも油断禁物 午後は急降下
気温は朝からこの時季としては高く、最高気温は東京で17℃、仙台でも11℃と3月から4月並みの気温となる所がありそうだ。
ただ、体感的に暖かいと感じるのは一時的で、北よりの風に変わる午後は一気に気温が下がる見込み。お出かけの時間よりもお帰りの時間の方が寒くなる所が多くなるため、服装選びに気をつけたい。
(気象予報士・多胡安那)