出番激減のMF南野拓実 サウサンプトン電撃移籍が決定

サウサンプトンへの移籍が決まった南野(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは1日(日本時間2日)、リバプールの日本代表MF南野拓実(26)を今季末までの期限付きで獲得したと正式発表した。

南野は昨年1月にオーストリア1部ザルツブルクから移籍。今季は公式戦17試合に出場して4得点しているが、昨年12月19日のクリスタルパレス戦で移籍後リーグ戦初ゴールをマークしてからは7試合でわずか6分間の出場にとどまっていた。

出番を確保したい中で、1日朝にサウサンプトンのメディカルチェックを受けたことが英メディアで報道され、両クラブ間では基本合意に達していたことが判明。欧州の冬の移籍市場は同日午後11時(同2日午前8時)で締め切られる中で、まさに〝滑り込み〟での移籍決定となった。

サウサンプトンは日本代表DF吉田麻也(32=サンプドリア)が2012年から7年半在籍したチームで、かつてはFW李忠成(35=京都)も所属していた。今季はここまで8勝5分け7敗で11位につけている。

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