俳優の小手伸也がアンタッチャブルのサプライズ復活劇を回想「コウメ太夫さんかと」

山崎弘也(左)と小手伸也

俳優の小手伸也(47)が2日、ツイッターでアンタッチャブルのサプライズコンビ復活劇の舞台裏をつづった。

お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也・柴田英嗣が1日放送の日本テレビ「しゃべくり007」に出演。2019年11月29日放送のフジテレビ「全力!脱力タイムズ」で10年ぶりにサプライズ復活した時のことを振り返った。この時のキーマンの一人が俳優の小手伸也。番組内では「脱力タイムズ」のMCを務めるくりぃむしちゅーの有田哲平がサプライズ復活劇を演出するために、山崎に似ている小手に番組出演をオファーをしたことなどを語った。

当時大きな話題となったサプライズは「脱力タイムズ」のゲストとして出演した柴田に「アンタッチャブルの漫才を見たい」というリクエストが出されると山崎役の、小手が登場。漫才の途中で小手がミスを連発し、楽屋に戻ってしまい、有田に促されて、今度は本物の山崎が登場。柴田はひっくり返って驚き、そのまま10年ぶりの漫才が実現した。

サプライズをプロデュースした有田は「しゃべくりの中で「山崎が登場することを知っていたのは3人だけ」と語っており、柴田はもちろん、小手も知らなかったという。山崎が登場するという告知が一切出されなかったことも話題になった。

当時を振り返って小手は「2019年のまだ夏の頃、有田さんから『まだ詳しく言えないんだけど、どうしても小手さんじゃないと出来ない企画がある』と持ちかけられ、そこそこ忙しかった僕は『僕で良ければ是非』と答え、ようやく冬になって『15分でいいから僕にくれ』という有田さんの熱意と僕のドラマの空き時間が合致して あのドッキリが実現」と経緯を説明。

続けて「といっても僕の任務は『アンタッチャブルのネタをそこそこのクオリティで完コピする』だけだと思っていたので、裏で『次のザキヤマさん』を見た時は〝コウメ太夫さんが本気で寄せてきた〟としか思いませんでした驚きと感動…立ち会えて幸せでした!」と当時の感動を回想した。

続けて「いやまさかご本人とは思えませんでしたからねザキヤマさんはすかさず僕のアドリブを取り入れて終始『小手伸也に寄せて』くれたり、柴田さんは狼狽える僕の芝居に本気で心配してくれたり、本当に素敵な方々でした!有田さん、改めてお声掛けくださり有難うございました!」と感謝の言葉をつづった。

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