第2回「Mのたね」を学生による企画コンペ形式で開催します

2021年2月2日
武蔵野美術大学

報道関係各位

第2回「Mのたね」を学生による企画コンペ形式で開催します

武蔵野美術大学(東京都小平市、学長:長澤忠徳)は、市ヶ谷キャンパス共創スタジオ内にある「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」にて学生による企画展示「Mのたね」を開催します。
2020年3月に株式会社良品計画と共創し、本学の教員を中心とした展覧会「Mのたね」を開催しました。2回目となる本展は、新型コロナウイルス感染症の影響により、学生による作品発表の場が失われた状況において、少しでも学生に展示の機会、社会との繋がりを設けたいという願いから、コンペ形式で募集し、審査を経て選ばれた企画を展示します。
共創スタジオ内にある「MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス」は、株式会社良品計画と本学が、新たな学びを通し社会に問い、進化し続ける場所として誕生したスタジオです。この場所で学生が新たな『場』を創出できればと思っています。また、期間中は新型コロナウイルス感染症の状況に即した形で関連イベントも実施します。

-取り組みについて-
本学造形学部日本画学科、油絵学科、彫刻学科、造形研究科修士課程美術専攻日本画コース、油絵コース、版画コース、彫刻コースの現役学生を対象として展示企画を募集した結果、22組の個人・チームから応募があり、2021年1月23日にオンラインでのプレゼンテーション、審査を実施しました。本学教員に加え、外部審査員として東京都現代美術館の西川美穂子氏、本学gallery αM2020年度キュレーターである長谷川新氏、MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス店長の岩本真一氏をお招きし、展示企画について質疑応答が行われ、3つの企画の展示が決定しました。今回のコンペは、作品の完成度のみに注目するのではなく、作品と無印良品の関係性、共創スタジオにおける美術作品の展示について議論・検討できる場となりました。この試みが、共創スタジオの新しいコンテンツとなり、美術大学における活動の一つを、社会に問う場となるよう取り組みます。

【開催概要】
タイトル|Mのたね
会 期|第1期:2021年3月7日(日)―3月28日(日)
作家:村松 珠季(大学院造形研究科彫刻コース1年)
小西 航生(大学院造形研究科油絵コース1年)
柳田 美侑(大学院造形研究科油絵コース1年)
第2期:2021年4月4日(日)―4月25日(日)
作家:恒川 莉沙 (大学院造形研究科彫刻コース1年)
第3期:2021年5月1日(土)―5月23日(日)
作家:上久保 徳子(大学院造形研究科彫刻コース2年)
時 間|10:00-20:00 ※店舗休業の場合は、それに準じます。
会 場|MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス (東京都新宿区市谷田町1-4)
観 覧 料|無料
審 査 員|西川 美穂子(東京都現代美術館学芸員)
長谷川 新(インディペンデントキュレーター/2020年度gallery αMキュレーター)
岩本 真一(MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス店長)
袴田 京太朗(武蔵野美術大学造形学部油絵学科教授)
冨井 大裕(武蔵野美術大学造形学部彫刻学科准教授)
鈴木 康広(武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科准教授)
敬称略・順不同
主 催|武蔵野美術大学
共 催|MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス