今季限りでバイエルンとの契約が満了になる予定のオーストリア代表DFダヴィド・アラバ。今冬のマーケットで動きはなかったが、まだ去就は不透明だ。
ラ・リーガのレアル・マドリーに移籍する可能性があるとメディアが伝えるなか、『The SUN』によればバイエルンの会長を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏が以下のように語ったとのことだ。
カール・ハインツ・ルンメニゲ
「フロレンティーノ・ペレス(レアル・マドリー会長)からの連絡はない。その必要もない。
1月2日から、選手は好きなクラブと自由に契約することができる。それがルールであり、ビジネスの仕組みである。
レアル・マドリーとの交渉がどの程度進んだのかはわからない。私が知っているのは、彼らが素晴らしいクラブであるということだけだ。
彼らが今困難な時間を過ごしていること、以前ほど成功していないことは問題にならない。そこは素晴らしいクラブであり、選手を理解しなければならない。
これまでのところ何も決まってはいないが、彼が退団する可能性は99.9%だ。
彼は何か新しいことに挑戦しようという決断をした。ピッチの上ではバイエルンのために熱心であり続けており、それは彼の真摯さの証拠である。
今もクラブの全員が愛している魅力的な男であり、最後の日まで手厚く扱われるに値する選手だ。
シーズンが終わった時、たくさんのタイトルとともに彼との別れを告げられれば、その時私は大いに興奮するだろう」
他にもトーマス・トゥヘル監督が就任したチェルシーなども獲得に動いているとされる。アラバは来季どこで戦うことになるのだろうか。