「バルサの収入、3分の1はメッシ関連」新会長候補が明かす

先日、メディアでリークされたリオネル・メッシの契約内容が大きな話題になった。

2017年から2021年までの4シーズンで支払われる金額はなんと5億5500万ユーロ(およそ695.4億円)以上になっており、それはもはやサッカー選手の枠を超えた額であった。

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バルセロナが現在深刻な経営難に陥っており負債が1500億円ほどに膨らんでいることもあって、「メッシにお金を支払いすぎている」という批判も寄せられていた。

しかし、3月に行われる会長選挙で当選が有力視されているジョアン・ラポルタ氏は『RAC1』で以下のように話し、むしろバルセロナの収入はかなりメッシ関連で生み出されているものだと語ったそう。

ジョアン・ラポルタ

「私はメッシを引き止めるためにあらゆることをやる。彼はバルセロナを好んでおり、残りたいと思っている。あとはスポーツ面のプロジェクトを信頼してもらう必要がある。

彼を元気づけるためのメッセージを送った。このニュースを気にしないように伝え、バルセロナのファンが皆残留を願っていると話した。

メッシがそのメッセージに答えたかどうかは言わないよ。

あの契約によってバルセロナの状況が生まれたわけではない。メッシは支出よりも多くの収入を生み出している。

我々が調査したところ、バルセロナの収入の3分の1はメッシによって生み出されたものだ。

それは経済的な利益だけではなく、心理的、スポーツ的な利益でもある。チャンピオンズリーグでのプレー、彼のゴール、サンティアゴ・ベルナベウでの6-2勝利、そして世界的な反響、対戦相手が抱く恐怖。

2004年から2019年まで、我々が得たタイトルは35。レアル・マドリーは22だ。

それはまさにメッシのおかげであり、彼がいなければ成し遂げられなかったものだ」

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