北海道の救命医療の最前線に密着! 医師らの思いに迫る

HBC北海道放送で2月7日に「今日ドキッ!報道スペシャル 救いたい命~コロナ禍の救急医療~」(午後4:30、北海道ローカル)が放送される。北海道の道央圏で唯一ドクターヘリを持つ、札幌・手稲渓仁会病院の救命救急の現場にカメラが密着。北海道で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されてから1年あまり。未知のウイルスは救急医療の現場をどのように変え、医師や看護師らはどのように闘っているのか。その最前線を報告する。

同病院に救急搬送される患者は年間2万人。30分に1人のペースでやってくる計算だ。一刻を争う救急患者に対し、医師らは防護服を着るなど新型コロナの感染対策をしながら治療にあたる。常に感染のリスクにさらされながら、救急医療を支える彼ら。緊張が続く日々のなか、医療従事者やその家族に向けられる冷たい視線に苦しむこともあるという。

一方、旭川では病院でクラスターが相次ぎ、医療体制が崩壊の瀬戸際に立たされた。さらに、新型コロナ患者の受け入れを巡り、旭川医科大学の学長の発言が物議をかもし、病院長を解任する事態に至った。同番組では、クラスターの病院で感染対策を指導した専門家が、現場で苦悩する看護師の思いを涙ながらに語る。ナレーションは「今日ドキッ!」のキャスターである同局の堀啓知アナウンサーが務める。

© 株式会社東京ニュース通信社