“銀座クラブ”問題、議員辞職にカンニング竹山が疑問「監視社会をさらに助長するのでは」

ABEMAが、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

2021年2月1日(月)夜9時からの放送では、東京・銀座のクラブを訪れた公明党議員が議員辞職、自民党の議員3人が離党の意向を表明したことを報じた。ネット上では、この責任の取り方について賛否がある中、番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「過ちを犯したことには変わりないが、辞職までする必要はないと思う。ここで辞職となると、自粛警察のように監視社会をさらに助長してしまうのでは」と懸念を示した。さらに番組の進行を務めるテレビ朝日の進藤潤耶アナウンサーは「ただ辞職するだけではなく、給料の一部を医療機関に寄付するなど色んな解決策があると思う」と自身の意見を語ると、これを受けて竹山も「辞職や離党という決断の前に他にやるべきことはないのか?」と苦言を呈した。

また、番組では、新型コロナウイルスの後遺症についてフォーカス。後遺症の症状が人によって異なることについて竹山は、後遺症がある友人について、「周りで後遺症が残らなかった人もいるが、一方で突発的に咳き込むケースも聞いた。途中で治るのか、ずっと後遺症が残るのか不安はある」と語った。

さらに、社会の後遺症に対する理解や恐怖感が低いことが取り上げられると、レギュラーコメンテーターでジャーナリストの堀潤は「寝たきり状態になったときに介護をしてもらえる仕組みづくりなど、コロナ感染後のケアが必要。政治家には、“銀座クラブ問題”で辞める、辞めないで揉めるより、こういった状況に目を向けて議論してほしい」と指摘。これには竹山も納得した表情で、「政治家のみならず、医者や我々も『後遺症』について考えていかないといけない」と締めくくった。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。ぜひ、ご覧ください。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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